Q3:新しい許可通知書が届いたら古い許可通知書は捨ててもいいですか?
A3:建設業の更新申請や業種追加申請をすると新しい許可通知書が発行され、「これまでの許可通知書(古いもの)は捨ててもいいですか?」と質問されることがありますが、許可通知書は古いものでも必ず保管しておいてください。
なぜかというと、経営業務の管理責任者や専任技術者を変更する際の経験を確認するための資料として使用したり、経営事項審査の確認資料として最初に受けた許可通知書の原本提示することがあるからです。
また、業種追加申請に関していうと、新しい許可通知書には追加した業種名しか記載されず、既に許可を持っていた業種は記載されていません。
なので、古いものを捨ててしまうと既に許可を持っていた業種の許可通知書が無くなってしまい、外部への証明が必要になったときは有料の許可証明書を発行しなければならなくなりますので、絶対捨てずに持っていてください。
事業をしていると許可申請や入札資格審査申請、融資の申し込みなど、何かしらの手続きで会社の沿革を書かされる機会があると思います。
そのときに正確な情報をすぐに把握できますので、許可通知書など会社の歴史を証明する書類は、まとめて保管しておくことをお勧めします。