毎年、自宅で春の訪れを感じている、

横浜の行政書士、小林優奈です。

去年の3月頃に株分けしたサボテンに新芽が出てきて、

かわいくて仕方がありません。

毎日ベランダに様子を見に行ってます。

親株
子株

そんな今日は「次の世代へ」がテーマの、

親から子へバトンを繋ぐような内容です。

年末のブログで書いた、なんでも自分でできてしまうお客さん。

その時は建設業許可の更新申請をご依頼いただき、

先日無事、許可通知書が届きました。

そしてありがたいことに今度は、

変更届出も任せていただくことになりました。

変更内容は役員の追加。

これは会社の将来を考えての対応でした。

この会社は跡を継いでくれるお子さんがいらっしゃるのですが、

建設業許可には許可要件があるので、

そう簡単に親から子へバトンタッチすることができません。

なかでも経管(経営業務の管理責任者)の要件は、

昨年10月の法改正で要件が緩和された(されたのか?)とはいえ、

規模の小さい会社であれば改正前と同様に、

建設業の役員経験5年で行くのが妥当な線です。

となると役員として登記されていなければ、

要件クリアのためのスタートラインに立てないのです。

(他社で役員経験があれば別ですが。)

このような理由からお子さんを役員に追加した、

というわけです。

一朝一夕にはできないのが建設業許可の世代交代です。

跡継ぎがいる会社は現社長が元気なうちに、

お子さんも一緒に役員経験を積んでもらって、

将来の世代交代に向けた準備をしておくのが得策だと思います。

コロナの影響もあってか、

この数ヶ月で似たようなお話を聞くことが立て続けにあったので、

みなさん、自分の身に何かあったらと考えてるんですよね。。

5年という年月は振り返ってみるとあっという間ですが、

未来として捉えると長い年月です。

何の対策もせずに過ごすのではなく、

次の世代のために今できる対策をしていっていただけたらと思います。